紹介します!『そらいろ』

この地域で療育といえば、そらいろ。
超多忙な中島先生に貴重なお時間をいただいて、撮影にお伺いしました。

こども発達支援センター そらいろ



「私、一度だけ2階の部屋でごあいさつさせてもらったことがあるけど…」
「私は、2階…行ったことすらない…」

そらいろを身近に感じているのに、実は何も知らない保護者2人(笑)でお邪魔してきました。


入り口を一歩入ると、
そらいろブルーとたくさんのグリーン!

撮影メモ

施設の紹介は、ゆか先生が担当して下さいました。
最初は動画に映ることをためらっていたのですが、ぜひ出て下さい!とこちらがしつこくお願いしました(ごめんなさい!)。

リハーサル中に、他の先生から演技指導が入るという(笑)
そのおかげもあって、先生のステキなお人柄よく表れた動画になりました♪


ゆか先生はもちろん、先生方が皆さん明るくて、とても仲の良い雰囲気が印象的でした。

ちょうど放デイの迎えに出かける時間、「いってきま~す!」と出て行かれる先生方に、「いってらっしゃい!よろしくお願いします!」
と、全保護者を代表する気持ちでお見送りしました(笑)




中島先生のインタビュー撮影です。

限られた時間での撮影。
今回失敗したら次はいつ時間を取って頂けるか分からない、ということで、ちょっと緊張の撮影でした。

数多くの講演をこなしておられる中島展先生。カメラの位置と目線を確認してすぐに撮影をスタートすることができました。

「そらいろについてご紹介いただけますか?」
「そらいろの想い・理念をお伺いします」

とインタビューを進めていき、お話を伺いながらすっかり講演会を聞いている視聴者のような気分になってしまった私たち。

予定にはなかったのですが、保護者の立場からいくつか質問をさせてもらいました。

動画ではカットされた部分ですが、とてもいいお話なので、ここに書かせていただきます。


家庭の中で子どもをほめることが難しいのですが…

成功体験をさせてあげたい、たくさん褒めてあげたいとは思っていても、日々大変な暮らしの中では結構難しかったりします。

中島先生は、リフレーミングという考え方を教えてくださいました。

同じ写真でもどんなフレームで飾るかで見え方が違ってきますよ、ということですね。例えばオタクっていう言葉はネガティブに使われることもあるけれど、一つのことに詳しい知識を持っているというリフレーミングをすると、これ、褒めどころですよね。

それだけでは生きていけないっていう方もいらっしゃるかもしれませんけども、今一つひとつ子どもたちが思っている好きなこと、こだわりは全部リフレーミングによって良い点として生活に入れられるんですよね。

これが心を育てる、あるいは自信を育てるということにつながる、というふうに思っています。

中島先生へのインタビューより抜粋



親がまだ受け止めきれていない時期は、特にうまくいかないことがあります…

見方を変えればいいことになる…
頭では分かっていても、不安や心配があると、そうか、そうしよう!とすぐには思えなかったりします。

でも、例えば多動って、何にでも気が付くって僕らは 考えていくんですね。
何にでも発見がある、何でも気が付く子って言った時に、 それが叱るべきこと、抑えるべきことじゃなくて、上手に使っていけばいいだけですから。

私たちは、そういう力を持ちながらもうまく乗り越えていくってことを、やっぱり探さなきゃいけない。

これ、決して言葉遊びじゃないんですよね。

良いことを褒めましょうっていうのは、確かに良いことを探すっていう感覚になるかもしれません。

けれども、子供たちが持ってる感性って、全部良いことで、リフレーミングを使うと、全部良いことになっちゃう。

だから、認めていく。褒めていくことによって、子供が自分が信じてもらえてるんだってことになると、最終的にこの7つの理念って、何のためにやるかって、自己肯定感をあげるためだけです。

暮らしていくことに、障害を克服するとか、ハンディキャップを分かってもらうとか言う前に、一人間として認められて、自己肯定感を高く持って生きてもらうってことしか僕らに考えてることはなくて、

ですから、訓練をするつもりはなくて、自信をつけてもらいましょう、やる気になりましょうってことしか、僕らはないんですね。

だから、 個別の療育でも、グループ療育でも40分間ぐらいの中で40回ぐらい褒めたいっていう風に思っている、それは褒めどころがたくさんあるからですね。

だから、そこに気が付くようにやっていくと、親御さんに報告することによって、またその良さが出てくる可能性だって、十分にあるという風なことですね。

中島先生へのインタビューより



子どもがいくつになっても悩みが尽きない保護者(私です…)として、つい同じようなことを質問してしまったのですが、

「決して言葉遊びではない」
「ひとりの人間として認められて自己肯定感を高く持って生きてもらうことしか考えていない」
「良いことを褒めましょう、というのは良いことを探すという感覚になるかもしれないが、子どもたちが持っている感性は全部良いこと」
「褒めたいと思うのは褒めどころがたくさんあるから。」

という中島先生のコトバがしみました。

中島先生の語り口はソフトで、穏やかにお話されるのですが、
そらいろの理念に通じる強い想いをいを感じることができました。



⇩ご存知の方も多いと思いますが、中島先生が取り上げられた記事です⇩

シティライフ2021/9/30
生きづらさを抱える子の「未来」に向けて (一社)こども未来共生会 理事長・統括施設長 中島 展(ひろと)さん



この地域の療育の代名詞のような存在「そらいろ」を、動画ですみずみまで紹介させていただきました。
お子さんがすでにお世話になっている方も、そうではないけれど気になっている方も、ぜひご覧ください。

⇩動画はこちらから⇩

⇩一般社団法人 こども未来共生会 HP⇩
こども未来共生会 ホームページへようこそ! - soracolor ページ! (jimdofree.com)


⇩そらいろの連絡先⇩
〒298-0202 夷隅郡大多喜町下大多喜598
0470-82-3422

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子育ての悩みはちょっと深くなると、とたんに周りには言えなくなるものです。
誰かに相談してみたい。。。療育、放デイってどこにあるの。。。?
実はこの地域にも、子育てサポート機関は案外あるのですが、
その情報が必要な方へ届いてほしいと思っています。
そこで、勝手ながら各機関に取材を申し込み、動画を撮影させて頂くことにしました。
これから順次公開していく予定です。「電話してみようかな」と一歩ふみだすきっかけになることを願っています。
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