シェア会「性教育」レポート☆7/4(火)

先日、性教育をテーマにシェア会を行いました。
ゲストとして、児童養護施設子山ホームでお子さんたちの性教育に取り組んでおられる心理士さんにお越しいただきました。

その内容の一部と、ご持参いただいたたくさんの本を紹介します。

性教育と境界線(バウンダリー)のおはなし

というテーマでお話していただきました。

性教育について、保護者自身がどこでどうやって知識を得て経験をしてきたかは、人によってちがう。
また、性教育に対して積極的かどうかもかなり違うそうです。

というわけで、家庭内での考え方が違うことは自然なこと、と仰っていました。

子山ホームでは、性と生の両方を学ぶそうです。
自分が大切な存在で、価値があると認識することが自分を守ることにつながる、ということです。

また、多くを伝えるというより、大切なことをいろいろな方法で何度も繰り返し伝えるそうです。

境界線(バウンダリー)とは、目に見えないバリア、フェンスのようなもの。
このバウンダリーを通して性教育を説明していただきました。

この話がとても分かりやすく、
「性教育は自分と他人を大切にする教育」という当たり前だけど漠然とした考え方が
すっきり整理できたようでした。

今回参加した方だけでなく、子育て中の方なら全員が知っていた方がいい!そんな内容だと思いました。

絵本と教材の紹介

性教育をいざ家庭で、、、となると、ちょっと自信がない。
そんな時にお役立ちの絵本をたくさん紹介していただきました。

ずらりと並べていただいて、パシャパシャさせてもらいました。
(本来は表紙の写真掲載は微妙なところですが)参考にしていただきたいので
写真で一挙紹介します。

お役立ちサイト

サイトがこんなに充実しているなんて、おどろき&ありがたし!
親のあやふやな性教育よりよっぽどいいかも?!

花王 ロリエの初経教育活動 | おとなになるということ | ロリエ | 花王株式会社 (kao.co.jp)
ロリエのサイト。教材、動画も充実しています。

初潮(初経)について教える学校の先生へ-ソフィはじめてからだナビ (sofygirls.com)
初潮(初経)をむかえる前後の生理初心者の女の子たちを応援!-ソフィはじめてからだナビ (sofygirls.com)
ソフィのサイト。

https://pilcon.org/help-line
↑コンドームのサイトもあると聞いて、探したらたくさん見つかりました。その一つです。

アスペ・エルデの会https://as-japan.ocnk.net/product-list/3
発達障害の本人、親、きょうだい、支援者に向けた教材が注文できます。
実際に冊子を見せていただきました。
⇩がその冊子です。
思春期の女の子、男の子向けの冊子が、とーってもわかりやすい!
ハサミで切り取って女の子に着せていくしくみになってる!着せ替え人形ね!
発達障害の子向け!?と聞いて、私たち、必死にメモしました(笑)

参加者からの質問

質疑応答、これがとっても貴重な時間でした。
こちらでご紹介できる内容は、その一部になります。
Qのお子さんは、年齢も凸凹の様子も色々です。
しかも箇条書きでスミマセン。

Q:保育所でお友達にパンツを勝手に見られて嫌がっている。この年齢の子にはよくあることかも。気にしすぎか…?
A:本人が嫌がっている。先生に伝えてお話してもらえるとよい。


Q:思春期男子。人前で自分のズボンに手を入れて触ってしまう。人前ではやめるように伝える方法は?
A:人前ではダメだが、お風呂ならOK、トイレならOKというような代替え案を出す。具体的に。
人前で注目されることに反応している、誤学習の可能性も。感触を求めているなら代わりになるおもちゃなど代替え案を。等。


Q:初めて精通した時の処理と親のかかわり方は?
A:前もって伝えておく。思春期になってからは父親(同性)のほうがいいかも。母親なら、対処法を淡々と伝える。


Q:お風呂で体を洗うのを手伝う必要がある娘さん。親(お父さん)と何歳ごろまで一緒に入っていいものか?
A:娘さんが拒否し始めたり、お父さんが抵抗を感じ始める頃がめやすになるかも。手伝うときは、「洗うよ」「触るよ」など同意が必要。


Q:他人との距離感等、教えてもなかなか理解が及ばない。
A:環境を工夫する、妥協するなど、本人にフィットする方法を見つけるのはトライ&エラーが必要。大変だが、その取り組み自体が有効。


これ以外に、
Q:思春期、異性を意識しはじめている。気を付けたほうがいいことはありますか?
Q:子どもにとって、母親、父親の性教育に役割があるとしたら教えてほしい
Q:避妊、コンドームについて等、家庭でどこまで教えればよいか、教えるのに適した年齢は?
Q:子どもが自分のスマホやPCで見ているものを、親が見ていいものか?

などなど、質問に答えていただきました。

振り返って

境界線の話がとても印象的でした。
性教育に限らず、日々の暮らしのいろんな事も説明がつくと気づいて、妙に腹落ちしました。

我が子は成人していて、とっくに思春期を過ぎています。
それでも今回のシェア会はとても学びになりました。
その日から、我が子や家族に対しての想いがちょと変化した気がして、自分で驚いています。

それにしても性教育って深くて広いですね!

発達凸凹さんの場合は特に、幼いころの性教育は必須と思ったし、
今、世間で性教育が流行っていると言っても、取り組んでいるのは関心のあるご家庭だけなのかもしれません。
これにはちょっと焦りを感じました。

参加者のお子さんの年齢は、幼児さんから成人までおられました。
それぞれのご家庭によってお悩みがずいぶん違ったのですが、
ゲストさんがどの質問にも迷いなく回答してくださって、何とも頼もしかったです。

参加者さんから、早くも第2弾のリクエストをいただいています。
計画したらお知らせしますので、みなさん一緒に学びましょう♪